
前回育休をフルに1年間取得した話をしました、今回は仕事復帰後の「育児短時間勤務」について紹介します。自身の経験を元にメリットやデメリットなど参考になればと思います。
男性短時間勤務のミニマルな思考

育児休業と同じで、今の会社でキャリアアップを目指すのであれば取らないことに越したことは無いです。
時短勤務の制度は当人にとっては非常にありがたいですが、残念ながら周りの人の業務負担は確実に増えます。
私は4か月間だけ妻の仕事の関係で取得しました。自分で子供の送り迎えしてご飯を作りと、育児全般をしましたが本当にいい経験が出来ました。この経験があるからこそ「仕事と育児の両立」や「妻の育児への大変さ」等の理解が深まり自分自身が成長したと感じることが出来ました。
「育児短時間勤務」の内容

3歳に満たない子を養育する労働者が希望した場合、所定労働時間を一日6時間に短縮できる制度
育児を理由に時短勤務が可能、時短中の給料は会社によって違いがあるようだが、「基本給を時給で計算」が一般的のようです。私も時給計算で6時間勤務を4ヵ月続けました。期間中であれば何度でも申請可。
ざっとこんな感じですが、細かな申請可能な条件等はありますので詳しくは各自確認してください。
「育児短時間勤務」取得の経緯

私は普通の会社員で、朝子供を保育園に預けてから出勤し21時頃帰宅。休日は不定休。妻は外資系の会社で完全歩合制の営業でフレックスタイム制、17時頃保育園に子供を迎えに行き帰宅、のルーティン。
妻の仕事が一時的に業務時間の兼ね合いで上手くいかず悩んでいました。

迎えの時間に仕事を合わせると今の業務が追い付かない・・・



そうしたら時短勤務しようか!
時給制になるけど保育園に迎えも行くから仕事頑張って!



良いね!期間限定でお願いします!
私が時短勤務を取得した理由
①妻の仕事が忙しくなった、
②妻の仕事の方が私の仕事より収入も優先度が高かった、
③少しでも早く帰りたかった、
④少しでも長く子供と過ごしたかった、
今回は私の経験を元に簡潔に男性の「育児休業」について紹介します、内容を完璧には書きませんので、詳しく知りたい方は各リンク先で確認してください。あくまでも私の解釈でミニマルにお伝えします。



自分の収入は減るが、妻の収入は増え結果的に世帯収入が増える。
早く帰って子供と遊べる!いいじゃん!!
「育児短時間勤務」の感想


良かった点
私が子供の送り迎えが出来るようになり、妻の仕事に専念する時間が確保できたので問題が解決。
子供と一緒に過ごす時間も増えてシンプルに嬉しい、晩御飯の用意もするようになったので献立のレパートリーが増えた。
悪かった点
時給換算になり私の収入が減り、晩御飯の買い出しもするので支出が増えた。
職場の負担が増えて帰る時少し気まずい。場合によっては自身のキャリアに傷つく可能性がある。



僕の収入は減ったけど妻の仕事の問題は解決、ついでに妻の収入が上がって世帯年収は増えたからよかった!



そうだね、ありがとう!仕事も落ち着いたし通常勤務に戻っても
大丈夫だよ!



うん、元々期間限定のつもりだったし、職場の人たちも大変だから
戻るね。
上記でも書きましたが結果的に短時間勤務にして良かったです。特に妻の「育児と仕事」の大変さの理解度が
より上がりました。
所感ですが、育児の大変さはどんな事をしても下がることはなく、夫婦のどちらにウェイトがかかっているか、
だと思いました。なのでその時の状況に合わせウェイトを変えてバランスを取るのが重要です。
「育児短時間勤務」の手続き


勤務先に申請書を提出するだけ、自分で行うことはないです。最低1ヵ月前に、とにかく早めに伝えることですね。
「育児短時間勤務給付金」について


2025年4月から短時間勤務中に給付金が出るようになりました。概要は、
2歳未満の子どもを育てる人が、所定労働時間よりも短い時間で働いた場合に、時短期間中の賃金の約10%が支給される
条件を分かりやすく、
① 2歳未満の子供を養育している
② 時短勤務をしている
③ 時短勤務を選択したことにより賃金が低下した
④ 育児時短就業開始日前2年間に、被保険者期間(注3)が12か月あること
つまり・・
普通に会社員として働き、2歳未満の子供を養育して短時間勤務をすると支給。
支給額は10%相当額
私の時はなかったです。収入が下がることを防げますので、本当にありがたい制度です。その他に細かな条件や期間などありますが、ここでは割愛しますので確認してください。
男性短時間勤務のミニマルなまとめ


仕事より家庭の方が大事なら取得。子供はあっという間に成長します、その成長を少しでも見るために一緒にいてください。
今は仕事のキャリアが重要なら取らずに仕事を頑張ってください。その分お金の面で家庭を支えてください。
後はそれぞれの家庭の今の状況に応じてですね。
私は転職する前提だったので取得しましたが、本当に良かったです。 一緒に過ごす時間が増え、毎日ご飯を一緒に食べられて幸せでした。